別投稿で、昨日9/25の銀行株の暴騰は長期金利が上がったからではないか、とした
長期金利(10年国債金利)は日銀の利上げを待たずに上昇を開始しており、大きな凸凹はあるが大勢では右肩上がりで3%を超えている。
一方、短期金利(2年国債金利)は日銀が利上げをした6月に明確な屈曲点を持って上昇しており、1.4%⇒1.93%と0.53%高くなっている。
6月の政策金利の利上げ幅は0.25%なのでその倍も高くなっている
2年国債利回りは「現在の政策金利」ではなく、「今後2年間の政策金利が平均してどのくらいになるか+α」を先取りして動く。そして今回の上昇は、市場が「今後も追加利上げが続く」と織り込んでいることが大きい。
そして現在市場は今年中にもう一回0.25%の政策金利上昇を見込んでいる。従って先取りして右肩上がりで上昇を続けるだろう
一方、10円国債金利(長期金利)は
10年国債利回り
≒ 今後10年間の実質短期金利の期待
+ 今後10年間の期待インフレ率
+ タームプレミアム
で表される。
タームプレミアムは10年という長い間に起こるだろう色々な変動・リスクに対して付与されるもの
「実質金利はどうなる?」
「日本経済はどうなる?」
「国債の需給はどうなる?」
「政府の財政はどうなる?」
「海外の長期金利はどうなる?」
などなど
もちろん厳密には2年国債金利にも2年の限定だが影響している
これが10年国債金利の推移が
・2年国債金利の上昇に先んじて上昇を始めた
・政策金利が上がった6月に屈曲点が現れなかった
という動きに現れた
「10年というスパンでは金利は上昇するだろうが、2年という期間ではわからない」という市場心理だったので2年国債金利が実際に中銀が利上げを開始するまではフラットだった
問題は、2/10年国債金利とも上昇が止まらない事だ。
このまましばらくは上昇を続けていきそう。そしてどこかで市場は判断するタイミングが来る「株より債権」だと
それまでは株も上昇を続けていくだろう。
別投稿で、株の暴落の背景になる信用倍率が8.35⇒7.3に下がったことは触れた
信用倍率が8.5を超えてくると、何かがきっかけとなって暴落が起きる可能性が出て来る。
その時が市場が気が付くときかもしれない

